国営 海の中道海浜公園

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海の中道海浜公園体験・学びの情報

環境共生の森(みらいの森)

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みらいの森とは

森はどこ...どこにあるの?みらいの森はまだ完成した森ではありません。ここはみんなの力で1年1年木の苗を植え、みんなの力で森の成長のお世話をし、そして、ようやく数十年後にできあがるみらいの森なのです。
気の遠くなるような計画ですが、少しずつ着実に、いろんな息吹を感じることができる場所です。この1年はゆっくりとした森の成長を間近に感じながら人と自然のかかわりについて体感する日々でした。
そんな、みらいの森の日々を一緒にふりかえってみましょう!

森づくりの考え方

環境共生の森森づくりには、海の中道の周辺がもともと砂地の場所であることや、強い潮風を受ける場所であることをまず克服していく必要がありました。そこで、潮風を防ぐエリアとして「丘」をつくり、その斜面にはクロマツを植えることから始まりました(防ぎの森)。
そしてみんなで一(いち)から森をつくるエリアとして、少しずつ安定していく貴重な環境に20年かけて苗木を植え、この地域の気候や風土になじんだ森をつくろうとしています(育ちの森)。そうしたゆっくりとした時の流れの中、農作業ができるエリア(みのりの里)や生き物を育むエリア(いのちの池)などで農体験・自然体験を楽しみつつ、みんなで森を守り育て、みんなが愛せる森を創っていこうとしています。

森づくりの考え方

みらいの森では、4つのエリアを活用しながら、季節ごとに森づくり・自然観察・農作業などさまざまなプログラムが体験できます。また、展望デッキからはみらいの森全体や玄界灘まで、360°のパノラマも楽しめます。

博多湾周辺の自然植生と人との共生によって育まれてきた植生を再現するとともに、森の育成・管理・利用等を通じた環境学習の場として活用するため、平成22年3月20日に新規開園しました。

環境共生の森マップ

みらいの森の由来

苗木を植えた子どもたち 「みらいの森」という愛称は、「環境共生の森」のオープンを控えた平成21年度に一般公募を頂いた中から「環境共生の森有識者委員会」の厳正なる審査を経て決定したものです。
「みらい」は未来を意味しています。苗木を植えた子どもたちが、森の成長と共に大人になって、その子どもたちが森づくりを受け継いで育んでいくという、森づくりの考え方に基づき、未来に伝えていく森、未来に向けて創っていく森という意味が込められています。

造成時のみらいの森

みらいの森全体が「丘」の地形になっているのは、厳しい潮風の中で森づくりに適した環境や土壌を育むため、あえて形づくられたものです。丘をつくる際には、リサイクルの一環として他の公共事業の建設発生土を受け入れたため、造成当初は、まだ生き物たちもほとんど棲んでいない場所でした。
造成時のみらいの森

森づくりの間にはどんなピンチがあるの?

木を植えた1年後は?(ほったらかしにしてしまうと...)
植樹した後に、ほったらかしにすると、「草だらけ」になってしまいます。最初は木よりも草の方が成長が早いから、こうなってしまいます。
木を植えた1年後は?(ほったらかしにしてしまうと...)
そこで、草刈りをして、苗木が草に負けないように手助けをしなければなりません。
木を植えた10年後は?(ほったらかしにしてしまうと...)
植えた苗木はずいぶん大きくなりますが、他にも植物がたくさんはえてきて「やぶ」になってしまい、隣の木よりも、光をもっともっと集めようとして、背伸び競争をします。背伸び競争が激しくなると、ヒョロヒョロの背高ノッポの木になったり、競争に負けて光がたりなくなった木は枯れたりします。
木を植えた10年後は?(ほったらかしにしてしまうと...)
そこで、背伸び競争が激しくなる前に、こみあった樹木などを切っていく必要があります。そのため、みんなが植えた苗木が全部生き残ることはできませんが、残った木 は光をたくさん受けて元気になるので、元気な森へと成長します。
木を植えた50年後は?(ほったらかしにしてしまうと...)
みんなで植えた苗木は立派な大木に成長していますが...森の中は「真っ暗」になっています。日が当たらなくなった木は元気がなくなってきて、さらに生き物にとってもあんまり棲み心地がよくなさそうです。
木を植えた50年後は?(ほったらかしにしてしまうと...)
そこで、元気がなくなった木を切って、森の中に光を入れてあげると、土の中にあったいろんな植物の種が目覚めて芽がでます。

このように、森づくりは、植樹して終わりではなく、継続的な人の手入れが必要となります。そうして、いろんな植物が育つ環境をつくってあげることで、ようやくいろんな生き物たちが棲める豊かな森になります。

「環境共生の森(みらいの森)」サポート・ボランティア 募集のお知らせ

「環境共生の森(みらいの森)」サポート・ボランティア子どもたちとともに、森を育み、 森に学ぶ。そんな環境学習活動を、共に支え、共に創り上げていく、「環境共生の森(みらいの森)」のパートナーを募集します。
国営海の中道海浜公園では、森作りと連動した環境学習活動を推進する新エリア『環境共生の森(みらいの森)』(平成22年3月20日開園)において、地域のみなさんと共に行う活動を目指しています。
つきましては、小学校児童などを対象にした環境学習プログラム、あるいは『環境共生の森(みらいの森)』における森林育成活動に関して、サポート参加していただける方を募集します。
ボランティア募集の応募用紙はこちらからダウンロードできます